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<<   作成日時 : 2008/12/02 19:56   >>

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〈開発経緯〉

T13を目前に、宰相府ではペルセウスアームへの派兵を目指し着々と準備が進められていた。しかし、事前に予測されたペルセウスアームの敵勢力との兵力差は現状での帝国軍を大きく上回っており、何らかの方法で差を埋める必要があった。

 帝国軍首脳陣は連日検討を繰り返し、やがて一つの結論に至る。

 「兵士の数が足りないならば揃えられるもので補うのが妥当である」

こうして心に拠らぬ意志を宿す、一群の機兵が生まれることになる。その無機質の瞳が映すものが果たして何か、まだ、それを知る由は無い。



 当機、フラグメントは宇宙空間での高機動戦闘を念頭に設計された無人機である。大量に数を揃え運用することを前提に設計されており、随所に工夫が施されている。また、実際の運用時には有人機を母機とするか、あるいは後方艦のオペレートにより戦闘を行う。

1 機体構造(ハード面)

 端から人が乗ることを想定しないことでその機体には、それまでNWに存在した機体には見られない特徴がいくつもあった。中でも最大のものは、無人機であるが故の必然として操縦席に関連する全ての装置が取り除かれたことである。

 ヒトの肉体は余りにも脆い。ゆえに、従来の有人機は機体の中でも最も脆いパーツを護るため、何重にも守りを張り巡らせる必要があった。ホープや舞踏子に代表される義体を用いることでそれを克服しようとしても、エンジンの配置や排熱の問題、あるいは人間工学の観点から、多くのスペースを割く必要があった。

 その構造上の縛りが消滅したことで機体の構造に大きな自由度が生まれることになったのである。この自由度は多くが機体構造の簡略化と軽量化に向けられ、結果、大量生産可能な低コスト機となった。また有人機では不可能な高G環境下での機動も可能になっている。

2 機体構造(ソフト面)
ただし、メリットばかりというわけではない。無人機の問題は言うまでもなく、操縦者が直接機体を操縦できないことにある。例えば、AIによる自律兵器の場合、有人機のように状況に応じて即時に反応し、複雑な機動を行うといったことが困難であると言えるだろう。一方DAIANや、MAKIのような極めて高度な知性を備えたAIは容量上の問題で機体に積むことは不可能である。そこで機体本体にはあらかじめいくつかの状況を想定して移動、射撃、回避、追撃などいくつかのマニューバをプログラムしておき、それぞれ一分隊を無線及びレーザー通信で母機、または後方のオペレーター部隊がこれを操作するという手法を取っている。言い方は悪いかもしれないが、その操縦感覚はTVゲームに近いと言えるかもしれない。

〈各種装備〉
 ○エンジン
 エンジンは対消滅エンジンを採用している。操縦席の分空いたスペースの一部がエンジンの容量にも振り分けられており、比較的大型のエンジンを搭載することに成功している。

○武装
宇宙空間での運用を前提として小口径のレーザー砲を一門装備しており、速射性・精密性を重視したものになっている。
 
 ○各種センサー・通信機器
頭部と胴体に各一基センサーポッドを内蔵している。遠隔オペレートによる運用を前提とする本機では周囲の状況を精確に把握できることが何より重要であり、情報の信頼性を少しでも高めることが求められる。しかし、一機体あたりのセンサーポッドの数を増やすことはコストの上昇に直結するため、対応策として複数機体によって収集されたセンサー情報を母機、または後方のオペレーター部隊が統合処理する方法が取られている。個ではなく群となることで初めて一つの兵器として機能する、と言えるだろう。

 また、本機の要の一つと言える装備として通信機器が挙げられる。無線とレーザー通信を併用することで信頼性を高めている。

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